家を建てるならどれくらいの広さが必要なの?【各部屋の間取り付き解説】

家づくりを考え始めたとき、
「間取りの大きさって、どれくらいが普通なんだろう?」
「部屋の広さは何帖あれば十分なの?」

と迷う方は多いのではないでしょうか。

この記事で分かること
  • 間取りの大きさ・広さの目安
  • 部屋ごとの適切なサイズ(帖数・m2)
  • 家全体で考えたときの基準

を、数字と具体例を交えて分かりやすくまとめています。

これから家づくりを考える方が、基準が分からない不安を解消できる内容です。

この記事を書いている人

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目次

間取りの大きさ・広さの目安とは?

一般的に「間取りの大きさ」や「間取りの広さ」は、部屋ごとのサイズ(帖数)と家全体の延床面積(㎡)の両方から考えます。

住宅ポータルサイトなどでよく見かける「坪単価○○万円」という表記。
でも、そもそも「何坪の家が必要なのか」「どのくらいの延床面積が理想なのか」、ピンとこない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、家族構成をもとに「不便を感じないために必要な家の広さ」を具体的に解説します。
住宅には部屋以外にも玄関や浴室など、11項目の用途があります。

1玄関/ホール
2リビング/ダイニング
3キッチン
4トイレ
5洗面/脱衣室
6浴室(UB)
7収納
8洋室(和室)
9主寝室
10階段
11廊下

この項目の中で11の廊下だけ、目安となる広さが出しにくい項目になります。この記事では1~10項目を1つずつ解説いたします。

部屋の広さは何帖が目安?

一般的に「間取りの大きさ」や「間取りの広さ」と言われるものは、部屋ごとのサイズ(帖数)と、家全体の延床面積(㎡)の両方を指します。

部屋の広さやサイズは、生活スタイルによって「適正な目安」が変わります。

玄関/ホール

玄関ホールの広さは間口の寸法(幅)で決まります。
182cmあればゆとりのある空間になりますが、91cmだと現実的には狭く感じるでしょう。
一般的には、182cmタイプと136.5cmタイプの2種類がよく採用されています。

玄関とホールの間取り

面積はほとんど変わりませんが、136.5cmタイプの玄関はホールをまたぐ形で下足箱が配置されています。また136.5cmタイプの有効寸法は123.5cmとなり、商業施設の廊下程度の幅になるため、決して使い勝手が良いとは言えません。123.5cmがどれくらいの幅なのか、メジャーで測ってみてください。
ちょっと物足りない感じになるはずです。

リビング/ダイニング

多くの方が最も気になるのがリビング・ダイニングの広さではないでしょうか。一般的に「LDK 20帖あります」と言われても、実際にはキッチンと通路で6帖ほどを占めるケースも多く、実際にリビング・ダイニングとして使えるのは14帖前後が目安です。快適に過ごせるリビング・ダイニングの広さとしては、最低でも12帖、できれば14帖以上を確保するとよいでしょう。

リビングとダイニングの間取り

リビング・ダイニングの間口は、広いに越したことはありませんが、間口をたくさん確保できる土地が少ない(もしくは高価格)ことも事実です。これらを考慮し、生活する上で不便に感じない程度の間口は364cmあると良いでしょう。
318.5cmの間口でも成立しますが、【ソファーとテレビが近い】【ダイニングの通るときに椅子を動かさないといけない】といった、致命的ではありませんが後悔するポイントになることは間違いないでしょう。奥行きは546cmは欲しいところです。リビング・ダイニングがL字型に配置されている場合は、2帖くらい余分に面積を確保した方が良いでしょう。

キッチン

キッチンは、「調理スペース」「冷蔵庫」「カップボード」の3つの要素で構成されています。
最近では対面型キッチンが主流ですが、I型キッチンも省スペースで使いやすく、人気のレイアウトです。一方でL型キッチンは動線が増える分、面積が広くなりがちで、スペースを限られた中で間取りを考える場合にはあまりおすすめできません。ここ10年以上、対面型キッチンが主流ですが、対面型の場合、I型キッチンがよく採用されており、255cm幅が一般的です。対面型であれ、そうじゃなくても間口273cm×奥行き227.5cmで構成するパターンが、利便性を損なわない最小寸法になります。この他にL字型キッチンもありますが、面積的にも使い勝手的にもオススメできません。

トイレ

トイレの間取りは大きく分けて2パターンです。
間口91cm×奥行き136.5cmがマンションなどで一般的なサイズですが、
戸建て住宅では奥行き182cmほどあると快適です。また、136.5cm幅があればカウンター洗面や収納を設けることもでき
使い勝手とデザイン性の両立が可能になります。

洗面/脱衣室

洗面脱衣室は、家族で使うことを前提にすると182cm×182cm(約2帖)以上がおすすめです。
182cm×182cmでも問題ありませんが、間口または奥行きのどちらかを227.5cmにするとリネン収納を設けることができ
タオルや下着類の収納にも便利です。

浴室(UB)

浴室(ユニットバス)のサイズは、一般的に「1416」「1616」「1620」などの型番で表されます。たとえば1416サイズ(140×160cm)はややコンパクトで、親子2人で入ると少し窮屈に感じることも。
一方、1616サイズ(160×160cm)は戸建てで最も主流のサイズで、ゆったりとした入浴ができるため人気です。分譲住宅などでは「1616しかない」と言われるほどの定番です。

収納

収納は、各部屋や廊下ごとに1か所ずつ設けるのが理想です。
部屋内収納の代表的なサイズは、以下の4パターンです。最低限の収納としては91cm×91cm(約0.5帖)が目安。
主寝室では182cm×182cmのウォークインクローゼットを採用するケースが増えています。廊下の収納は掃除道具などを入れることが多く、奥行き45cm程度でも十分です。

洋室(和室)

洋室や和室は、6帖(約10㎡)あればベッドとデスクを配置してもゆとりをもって過ごせます。間口が273cmあると、ベッドと机を並べても動線が確保でき、イラストのような配置が理想的です。
5帖でも使えないことはありませんが、将来的な家具配置を考えると6帖あると安心です。

主寝室

主寝室は、洋室よりも大きめのベッドを設置することを前提に考えるため、ゆとりのある間口が必要です。
住宅会社の図面で「主寝室10帖」と書かれていても、実際には収納(ウォークインクローゼットなど)を含めた広さであるケースが多く、居室部分としては8帖前後が一般的です。
奥行き318.5cmでも成り立ちますが、ベッド横を通る際に動線が狭くなり、クローゼットの開閉や出入りがしにくくなることも。そのため、間口364cmを確保しておくと快適に使える寝室になります。

階段

木造住宅の階段は、一般的に15段構成が標準です。
13段や18段になっている場合は、住宅の構造や設計が少し特殊なケースと言えるでしょう。階段は構造上、段数によって必要な面積(およそ2帖・3.3㎡)が決まります。まわり階段でも直階段でも、最小面積はほぼ同じです。

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家全体の間取りはどれくらいが一般的?

家全体の間取りサイズは、延床面積(㎡)で考えるとイメージしやすくなります。
間取りの「大きさ」や「広さ」を判断する際は、部屋単体ではなく家全体のバランスが重要です。

部屋名【A】【B】
1玄関/ホール3.7㎡4㎡
2リビング/ダイニング20㎡23㎡
3キッチン6㎡6㎡
4トイレ(2つ)2.4㎡3.4㎡
5洗面/脱衣室3.3㎡4㎡
6浴室(UB)2.2㎡3㎡
7収納(各部屋と1、2階の廊下)6.5㎡7.3㎡
8洋室(3部屋)26.1㎡30㎡
9主寝室10㎡13㎡
10階段3.3㎡3.3㎡
11廊下8㎡8㎡
合計91.5㎡105㎡
28坪32坪

各部屋の広さを踏まえて算出した、最低限必要な家の広さ(延床面積)は【A】で約28坪(91.5㎡)です。ただし、実際に住んでみると収納や動線の余裕も大切。
そのため、32坪(約105㎡)程度が理想的な間取りといえるでしょう。
家の広さを考えるときは、「延床面積」や「間取りのバランス」を一緒に検討することが大切です。
延床面積の目安を知っておくと、後悔しない家づくりができます。

ここで算出した28〜32坪という数字は、あくまで「一般的な間取り」を前提にした目安です。

  • 土地の形が変形している
  • 日当たりや方位を優先したい
  • 収納を多めにしたい
  • 在宅ワークスペースを確保したい

こうした条件が1つでも入ると、
同じ32坪でも間取りは大きく変わります。

ここまで読んで
「自分の家の場合はどうなるんだろう?」
と少しでも感じた方へ。

イエタテ相談カウンターでは、

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を無料でアドバイスしてもらえます。

実際に相談される方の多くは、次のような不安を感じています。

  • 28〜32坪が目安なのはわかった
  • でも自分の土地条件だと不安
  • 失敗だけはしたくない

家の広さをイメージできたら、次は土地の広さも気になりますよね。
筆者は「家を建てるために必要な土地の広さ」についても詳しく解説しています。
家づくりを検討している方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。

結局のところどうやって進めたらいいの?

【結論】家づくりで後悔しないための「最短ルート」
この記事を読んだあなたなら、もう知識は十分です。あとは「行動」するだけ。 ですが、闇雲に動くとカモにされます。私が20年の経験から導き出した「フェーズ別の最適解(4つのサービス)」を使って、効率よくホワイトな会社を見つけてください。
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